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【高齢者向け】夏の俳句。夏を感じるアイディア

夏は、高齢者の方にとって懐かしい思い出がよみがえる季節ですよね。

そんな夏のひとコマを、俳句で気軽に表現してみませんか?

俳句はたった17音で作れる、日本ならではの詩の形式です。

難しく考えずに、目の前に広がる季節の風景や心に浮かんだ気持ちを素直に詠むのがコツです。

五・七・五のリズムに乗せることで、情景がより鮮やかに伝わります。

本記事では、夏をテーマにした簡単で親しみやすい俳句をご紹介します。

言葉に季節を込める楽しさを、ぜひ味わってみてください。

【高齢者向け】夏の俳句。夏を感じるアイディア(1〜10)

跳躍台 人なしプール 真青なり水原秋桜子

跳躍台 人なしプール 真青なり水原秋桜子

プールは夏遊びの大定番!

学校でも授業がありますよね。

この俳句では、飛び込み台にはまだ人がおらず、プールの水面に波がない。

カラフルで賑やかなイメージのある夏の中の、一瞬の静けさを表した印象に残る一句です。

真青という言葉から、プールの水の透き通った青と夏の美しい青空の両方が連想できるのも素晴らしいと思います。

プールは楽しい時間というイメージだったので、こういった角度からの見方もあるんだなと新鮮でした。

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    西日さし そこ動かせぬ ものばかり波多野爽波

    西日さし そこ動かせぬ ものばかり波多野爽波

    夏の西日は暑さを運んでくるだけでなく、部屋の中にある家具や本を日焼けさせたり傷ませたりします。

    だから西日から逃したいと思うのだけど、そこあるのは動かせないものばかりだと気づいてしまう……そんな残念な気持ちを詠った一句ですね。

    動かそうと思えば動かせるのかもしれませんが、重たい家具を夏の時期だけ移動させるのは大変です。

    すだれなど、日差し避けをつけるのが現実的な対応になるでしょうし、正直私ならそちらを選んでしまいますね……。

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      青梅に 手をかけて寝る 蛙哉小林一茶

      青梅に 手をかけて寝る 蛙哉小林一茶

      6月の雨がやわらかく降るころ、自然の静けさと小さな命の息づかいを感じさせる俳句があります。

      その中の一つが、小林一茶のこちらです。

      まだ青い梅の実に、そっと手をのせて眠る蛙の姿が描かれています。

      まるで雨上がりの庭で、カエルが小さなベンチに寄りかかってうたた寝しているような、ほほえましい様子が目に浮かびますよね。

      青梅のすっきりとした緑と、蛙ののんびりした姿が重なります。

      庭先や田んぼの風景を思い出しながら、心がほっと温かくなるような時間を過ごしてみてくださいね。

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        【高齢者向け】夏の俳句。夏を感じるアイディア(11〜20)

        潮急に 植田は鏡 より静か川端茅舎

        潮急に 植田は鏡 より静か川端茅舎

        速い潮の流れを表す潮急と、自然の鏡とも言える植田を対比した一句です。

        潮急と比べることで、田んぼの静けさがより際立ちますね。

        田植えは5月〜6月におこなわれるのが一般的で、田植えしたばかりの田んぼは鏡のように澄んでいて美しいです。

        6月は梅雨の時期でもあるため、風景がキレイに映り込むような瞬間を見られるのはとても貴重かもしれませんね。

        あまり意識して見ない田んぼですが、この俳句を知ることで季節の移ろいを感じる1つとして目にする機会が増えるのではないでしょうか。

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          紫陽花や 帷子時の 薄浅黄松尾芭蕉

          紫陽花や 帷子時の 薄浅黄松尾芭蕉

          6月の代表的な花として知られる紫陽花と夏の衣類である帷子。

          薄浅黄というのは、淡い青緑色のことです。

          この俳句では、紫陽花が咲き、帷子を着る季節がやって来た……という季節の移ろいを表していますよ。

          涼しげで爽やかな初夏の風景を思い浮かべられる、松尾芭蕉の俳句の中でも有名な一句です。

          時間があるなら、芭蕉と同じように季節の移ろいを感じられる瞬間を探してみてはいかがでしょうか。

          見落としているステキな瞬間が意外にたくさんあるかもしれませんよ。

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            紫陽花や 藪を小庭の 別座敷松尾芭蕉

            紫陽花や 藪を小庭の 別座敷松尾芭蕉

            お庭といえばキレイに整えられているイメージがありますが、この俳句では、紫陽花が咲く藪と表現されたありのままの庭の美しさを感じています。

            自然の風景を美しいと感じることは、心のゆとりにもつながります。

            紫陽花といえば梅雨の時期に咲く花ですので、静かに雨が降る中で咲く薄紫をぼんやりと眺める風景が浮かびますよね。

            もしかしたら芭蕉も庭を眺めながら、心休まる時間を過ごしたのかもしれません。

            6月らしい風景と時間を届けてくれる、覚えておきたい一句です。

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              のびきって 夏至に逢ふたる 葵かな正岡子規

              のびきって 夏至に逢ふたる 葵かな正岡子規

              正岡子規の代表的な一句です。

              すくすくと上へ伸びていく花の様子が、一年でいちばん昼の長い夏至の日に花を咲かせ、その季節に「出会った」ようだという情景が詠まれています。

              まるで庭先で背の高い花が、空に向かって精いっぱい背伸びをしている姿に、太陽のいちばん高い季節が重なったようなイメージを思い浮かべられますよね。

              家の庭や畑のあぜ道で見かけた花を思い出しながら楽しめる一句で、梅雨から夏へ移る頃の、静かでのびやかな空気が感じられます。

              時間の流れを花の成長に重ねた、やさしく穏やかな夏の風景として味わえます。

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