【高齢者向け】ピアノで弾きたい名曲。クラシック・童謡など弾きやすい曲まとめ
ピアノの鍵盤に指を置いた瞬間、懐かしいメロディーが心によみがえる。
高齢者の方がピアノに挑戦するとき、どんな曲を選べば楽しく演奏できるでしょうか?
幼いころに歌った童謡や唱歌、そしてクラシックの名曲まで、穏やかで美しいメロディーの楽曲たちをご紹介します。
音数が少なく弾きやすいものから、少しずつステップアップできるアレンジのヒントまで、演奏する喜びを感じていただけるアイデアが満載です。
指先から奏でられる音楽は、高齢者の方の心を豊かにしてくれるでしょう。
まずは片手から、ゆっくり穏やかな気持ちでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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【高齢者向け】ピアノで弾きたい名曲。クラシック・童謡など弾きやすい曲まとめ(1〜10)
おぼろ月夜作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一

春の夕暮れの田園風景を描いた唱歌で、菜の花畑や霞む空、淡い月の光が情景豊かに表現されています。
高野辰之さんと岡野貞一さんのコンビが手がけ、1914年に『尋常小学唱歌 第六学年用』に掲載された作品です。
穏やかで覚えやすいメロディーは口ずさんできた方も多いはず。
記憶に深く刻まれている曲なら、ピアノでの再現も取り組みやすいでしょう。
右手でメロディーを弾きながら歌い、慣れてきたら左手を少しずつ加えていくのがオススメです。
昔を懐かしむ時間にもなるかもしれませんね。
カノンJohann Pachelbel

ゆったりとした優雅な旋律が心を落ち着かせてくれる、ヨハン・パッヘルベルの代表作。
同じ低音の進行が繰り返される中で、少しずつ装飾が増していく構成は、弾いていて自然に曲の世界へ引き込まれていきます。
フランスのオーケストラによる録音が世界的に広まり、1980年の映画『Ordinary People』でも使用されたことで、結婚式や式典の定番曲として親しまれるようになりました。
穏やかな気持ちでピアノに向き合いたい方、思い出深い曲をご自分の手で奏でてみたい方にぴったりです。
ハ長調のアレンジなら白鍵中心で練習でき、まずは片手からゆっくり始めて、慣れてきたら強弱をつけて優雅さを表現してみるのもよいでしょう。
アメイジング・グレイス讃美歌

「すばらしい恵み」を意味する讃美歌として、世界中で愛され続けてきた本作。
作詞者ジョン・ニュートンの波乱に満ちた人生と深い悔恨が、シンプルで美しい旋律に込められています。
1772年に作詞され、1835年にアメリカで現在の旋律と結びついて以来、黒人霊歌やゴスペル、フォークソングとしても歌い継がれてきました。
日本では本田美奈子.さんや白鳥英美子さん、中島美嘉さんらがカバーしました。
3拍子の穏やかな流れと限られた音域は、ピアノでゆっくりと弾くのにぴったり。
懐かしいメロディを指先でたどりながら、心静かなひとときを過ごしたい方にオススメの一曲です。
【高齢者向け】ピアノで弾きたい名曲。クラシック・童謡など弾きやすい曲まとめ(11〜20)
ノクターンFrederic Chopin

フレデリック・ショパンが作曲した21曲のノクターンの中でも特に広く親しまれている『ノクターン第2番作品9-2』。
テレビや映画でもたびたび使用されているため、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
美しいメロディーと柔らかな分散和音で構成されていますが、初めてチャレンジする場合は、和音を省いてしまうのも一つの手。
洗練されたメロディーと左手のベース音だけでも十分に原曲の世界観を味わえるので、まずはメロディーと左手のベース音を合わせる練習をし、慣れてきてから和音を足していくのもオススメです!
紅葉作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一

秋の歌といえば、この『紅葉』を思い浮べる方も多いはず!
「秋になるとレクリエーションの時間に必ず歌う」という施設も多いかもしれませんね。
長年口ずさんできて記憶に深く刻まれている歌は、ピアノでも再現しやすいので、ピアノ初挑戦の高齢者の方にもオススメの楽曲です!
歌いながら右手のメロディーを練習し、慣れてきたら1小節に1音ずつくらいで左手をプラスしていきましょう。
「ピアノで弾くと意外に難しいな」と思わせてしまわないよう、音の数を調節しながら進めてみてください!
愛の挨拶Edward Elgar

優しく甘い旋律が心に響くこの小品は、1888年にエルガーさんが婚約者への贈り物として書いた作品です。
もともとヴァイオリンとピアノのために作曲されましたが、ピアノ独奏版もエルガーさん自身が編曲しており、さまざまなアレンジの楽譜が出版されているため、ご自身に合ったものを選んで無理なく弾けるのも魅力です。
1915年には作曲者自身の指揮による録音も残されており、映画やテレビCMでも使用されてきた馴染み深い作品。
結婚式や記念式典のBGMとしても選ばれる機会が多く、懐かしさと温かさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
穏やかなテンポでゆっくり取り組めるので、片手ずつ練習してから両手で合わせていくのもよいでしょう。
椰子の実作詩:島崎藤村/作曲:田中寅二
文豪・島崎藤村さんの詩に大中寅二さんが曲を付けた本作は、1936年にラジオ番組「国民歌謡」で放送されて以来、広く愛されてきました。
海岸に流れ着いた1つのヤシの実を見つめながら、遠い島から黒潮に乗って旅してきたであろうその実に、歌い手自身の旅の境遇を重ね合わせる歌詞が印象的です。
穏やかな波のうねりを思わせるメロディーは音域も狭く、レガートで歌うように右手で弾いてみると心地よいですよ。
左手は1拍目を中心にシンプルに添えるだけでも十分に雰囲気が出ますから、ご自分のペースで少しずつ音を重ねていってください。
文語の美しい響きとともに、望郷の思いが静かに広がっていく名曲です。




